11月15〜17日で例年より遅めの紅葉を始めたばかりの京都へいってきました。京都のつくるハウスの藤原さんには3日間お世話になり、建築家の才門俊文さんには2日目に設計をされた茶室や数寄屋をご案内して頂き、茶室・数寄屋の基本をレクチャーしていただきました。さらに工務店仲間の静岡の扇建築工房さんは何度も京都で社内勉強会をされていたり、スタッフの井口さんが京都にお詳しいということで、3日間ともおんぶに抱っこ状態でいろいろな場所に連れて行っていただきました。刺激の多かった3日間の最後に行った「角屋」で感じた事がありました。建物が永くあり続ける条件のようなものです。構造のようなハード的なことはもちろん大切なのですが(角屋は結構無理した部分もありましたが・・)、もっと大切な事はその建物が多くの人々に愛されていることなのだと。建物を通して、憧れの文化や共感する思想的なものを守りたいという意思が保存の原動力になっていると思いました。
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by manabu_o-sako
| 2011-11-22 21:47
| 住いと建築